UDCMi|アーバンデザインセンターみその

皆で街の未来を描き、実現する~「公民+学」の連携によるまちづくり拠点

【開催報告】12月16日 みその都市デザインスタジオ2019[冬] 中間発表会

2019年12月18日|活動レポート

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みその都市デザインスタジオ」は、美園地区を対象とした大学生のまちづくり計画演習です。
スタジオ2019[冬]は、埼玉大学(建設工学科交通・計画グループ)の学生10名(3班)が取り組んでいます。
10月末より現地調査等を進めてきましたが、12月16日にその作業成果の中間報告会が行われました。

近年、都市の【歩きやすさ】や【自転車の乗りやすさ】について、エコな都市構造・ライフスタイルの形成や歩行者数増による地域経済振興等の観点に加え、歩行等の身体活動を促す都市環境づくりの観点からも注目されてきています。
美園地区は、市の上位計画・構想においても「スポーツ、健康、環境・エネルギーをテーマとする副都心を形成」すると位置づけられております。本地区には(改めて言うまでもありませんが)埼玉スタジアム2○○2が立地し、サッカーの一大拠点となっており、また他にも綾瀬川沿いの遊歩道整備や、自転車等のシェアリング実証健康増進プログラム等の取り組みを実施してきておりますが、より一層【スポーツ×健康】のまちづくりの促進が期待されています。
そこで、スタジオ2019[冬]では「スポーツ×健康のまちを体現する ウォーカブル・バイカブルな都市環境デザイン」を検討テーマに設定し、調査・研究が進められています。

学生チーム各班からは、自転車ポタリングルートや既存の公園・空地、埼スタ公園、スタジアム参道の利活用策等の提案がそれぞれ行われました。
学生提案を受けて発表会参加者からは、
 ・自転車走行空間の安全性(歩行者と自転車の共存)
 ・各拠点の分布と行動圏(徒歩・自転車)の関係
 ・公園や空地の利活用への地域参画の在り方
など、地区内居住者から見た意見や、まちづくりの“実務”の観点からの(期待も込めた)コメント等が飛び交いました。中には「【スポーツ×健康のまち】と言われた際に、どういったまちをイメージするか?」という根源的な問い掛けも出るなど、活発な意見交換が展開されました。

今回の中間発表での意見交換を踏まえ、学生の研究提案が益々洗練されていくことが期待されますが、最終発表会は年明け1月24日に開催を予定しています。
詳細は本Webサイト等にてご案内いたしますが、是非、多くの皆様にご参加いただければと思います。

参考記事「お知らせ>イベント情報>みその都市デザインスタジオ2019[冬] 中間発表会のお知らせ
■「みその都市デザインスタジオ2019[冬]」中間発表会 実施概要
日時 2019年12月16日(月) 17:30〜19:20
会場 アーバンデザインセンターみその[UDCMi] ワークショップスペース
主催 みその都市デザイン協議会
企画 (一社)美園タウンマネジメント、さいたま市浦和東部まちづくり事務所
問合せ (一社)美園タウンマネジメント
 Phone. 048-812-0301(火〜金:10時〜19時/土・祝:9時〜16時)
 E-mail. info★misono-tm.org (★を@に変えて送信ください)

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