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【開催報告】12月8日 みその都市デザインスタジオ2021[冬] 中間発表会(オンライン)

2021年12月10日|活動レポート

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みその都市デザインスタジオ」は、美園地区を対象とした大学生のまちづくり計画演習です。
スタジオ2021[冬]は、埼玉大学工学部環境社会デザイン学科の3年生17名が取り組んでいます。
10月より現地調査等を進めてきましたが、12月8日にその作業成果の中間報告会がオンラインにて行われました。

埼玉高速鉄道線「浦和美園駅」の開業や、埼スタ公園の開園、そしてみそのウイングシティの土地区画整理事業施行開始から20年以上経過し、都市基盤整備後のまちづくりも進展してきている状況も踏まえつつ、次の時代のまちづくりに向け『美園スタジアムタウンビジョン2050』の取りまとめを進めているところですが──同ビジョン(素案)のキーワードの1つに「ウェルビーイング」があり、本地区の目指す将来像の1つに「埼スタを核に、過ごす人がおのずと〈ウェルビーイングになるまち〉」と掲げています。
その将来像をどう具現化していくか…その検討に資するべく、今回の都市スタジオ2021[冬]では「美園の特性を生かして《ウェルビーイング》を実現する都市デザイン」を検討テーマに設定し、調査・研究が進められています。

ウェルビーイングとは…「身体的・精神的・社会的に良好な状態」

学生チームからは、スタジアム参道、(仮称)3km回廊、綾瀬川遊歩道およびその周辺を対象に、地区概況を踏まえた施策提案がそれぞれ行われましたが、各提案に対しては発表会参加者からは、
・施策の対象者(利用者等)を住民・来街者等のどの層に設定し、訴求させていくか?
・地区での既存の取組と提案内容をどう関連づけていくか?
・「ウェルビーイング」をどう解釈して、各施策に落とし込み相互連携させていくか?
など、地区まちづくりの“実務”を踏まえた観点からのコメントが出ました。

意見交換を踏まえて学生の提案が益々洗練されていくことが期待されますが、1月26日には本スタジオの最終発表会を予定しています。
詳細は本Webサイト等にてご案内いたしますが、是非、多くの皆様にご参加いただければと思います。

参考記事「お知らせ>イベント情報>みその都市デザインスタジオ2021[冬] 中間発表会(オンライン)開催!
「みその都市デザインスタジオ2021[冬]」中間発表会 実施概要
日時 2021年12月8日(水) 15:00〜16:20
開催方法 Zoomを用いてのオンライン会議
主催 みその都市デザイン協議会
企画 (一社)美園タウンマネジメント、さいたま市浦和東部まちづくり事務所
問合せ (一社)美園タウンマネジメント
 Phone. 048-812-0301(火〜金:10時〜19時、土祝:9時〜16時)
 E-mail. research★misono-tm.org (★を@に変えて送信ください)

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