UDCMi|アーバンデザインセンターみその

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【開催報告】2月1日 UDCO・UDCMi合同プロジェクト報告会「公共空間利活用から考えるさいたまのアーバンデザイン」【3月13日更新】

2018年02月09日|活動レポート

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さいたま市内でまちづくりに取り組む2つのアーバンデザインセンター[UDC]は、2017年秋にそれぞれオープンスペースを活用した社会実験を実施いたしました。
アーバンデザインセンター大宮[UDCO]は「おおみやストリートテラス」。
アーバンデザインセンターみその[UDCMi]は「美園マチなかロビー」。
これら社会実験を踏まえつつ、市内における今後の公共空間利活用についてオープンに議論する機会として、UDCO・UDCMi合同プロジェクト報告会「公共空間利活用から考えるさいたまのアーバンデザイン」を2月1日に開催いたしました。

第1部では、まず各UDCからの報告として、岡本祐輝UDCMi副センター長(一般社団法人美園タウンマネジメント専務理事)より滞留空間創出社会実験「美園マチなかロビー」について、藤村龍至UDCO副センター長(東京芸術大学准教授、株式会社RFA取締役)より「おおみやストリートテラス」について、その企画立案の背景・目的や実施概要について報告がされました。
続いて、Webマガジン「ソトノバ」の編集長として国内外のオープンスペース利活用事例を広く紹介する活動も手かげている泉山塁威UDCOディレクター(東京大学先端科学技術研究センター助教)より、公共空間を利活用した【社会実験】の近年の潮流についての紹介のほか、調査監修として携わった「美園マチなかロビー」のアクティビティ調査の評価結果についても概要報告がなされました。
第2部では、第1部の報告者に加えて望月健介さいたま市都市局都市計画部長(兼)都市戦略本部副理事も登壇しての座談形式で、
 ・専門家の”まち”への関わり方
 ・大宮・美園が抱える都市課題と公共空間利活用による課題解決の可能性
 ・さいたま市ならではの公共空間利活用の可能性
 ・今後の展開や、UDCO-UDCMiの連携可能性
など多岐にわたる議論が、会場参加者も交えながら展開されました。
大宮・美園でそれぞれ置かれている状況は違えど、それぞれの現場で培われているノウハウや課題も共有しつつ、より俯瞰した視点で各々取り組みを振り返る機会となりました。

今回の合同プロジェクト報告会は、UDCO・UDCMiの連携による初の合同企画として実施いたしましたが、今後も引き続き定期的にこのような場を設けていければと思います。
本Webサイト等でご案内いたしますので、ぜひご参加ください。

開催記録⇒[PDF]1.3MB
参考記事「お知らせ>イベント情報>UDCO・UDCMi合同プロジェクト報告会 開催!
参考記事「プロジェクト>UDCネットワーク
■UDCO・UDCMi合同プロジェクト報告会「公共空間利活用から考えるさいたまのアーバンデザイン 」実施概要
日時 2018年2月1日(木) 16:00〜18:00
会場 まちラボおおみや
主催 (一社)アーバンデザインセンター大宮、(一社)美園タウンマネジメント
協力 さいたま市
問合せ (一社)美園タウンマネジメント
 Phone. 048-812-0301(火〜金:10時〜19時、土日祝:9時〜16時)
 E-mail. info★misono-tm.org (★を@に変えて送信ください)

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